マイホーム計画の進め方を住宅ローン、土地探し、新築間取りの作成と家づくりを全て自分で企画し実行しようという方は少数派でしょう。
マイホーム計画の進め方や流れは未経験。
それならば誰かに相談し知恵を借りれば不安無く計画を進められるはずなのですが、相談相手の知識や技量も一律ではありません。
相談相手頼りのマイホーム計画は手堅いようで、反面、誰に相談するかで皆さん自身の家づくりの成果に影響が及ぶともいえます。
慎重に相談相手を選びたいところですが、頼れるスキルを備えているか?採用すべき情報なのか?の見極めが難しいのも事実ではないでしょうか。
なにせ皆さん自身のスキル不足を埋める為の住宅相談です。
解らないから頼りにするのに、その相手の技量をどうやって測れば良いのか?尚面倒な話です。
マイホーム計画の相談相手といえば住宅購入を経験済みの両親や友人、会社の同僚なども考えられますが、その方々は家づくりの専門家ではありません。
スキルという点で全てを頼るには当然不安が残ります。
そうなると専門性という点で多くの方が相談窓口に選ぶのが、不動産会社や工務店、ハウスメーカーの営業マン達でしょう。
彼らなら家づくりに精通しているはずなので安心できそうだともいえます。
しかし、当然彼らのスキルレベルは一律では無く、先に挙げた個々の技量の格差の問題は解決しません。
ましてや彼らは住宅販売を前提にして皆さんの相談に応じてきます。
売り口上なのか、本当に有益な話なのかの見極めもあいまって、頼れる相手なのか否かの判断が結構難しく感じる事でしょう。
そんな時、頼りにならない相談相手が出すNGサインが有るのを知っていますか?
心得ておくと見極めの手掛かりになるかもしれません。
住宅相談で注意すべき3つのサインをみていきましょう。
⬜︎ 経験談は控えめに
皆さんが投げ掛けた問いに経験談を根拠とした回答を営業マンから返された覚えの有る方はいませんか?
家づくりを専門に扱っている彼らの経験談は説得力を持つ言葉として耳に届くかもしれません。
但し、注意して聞き分けねばならないのはお客様の言葉を代弁した形での経験談。
例えば
「この位の住宅ローンの負担ならば皆さん問題無く返済しています」
「ウチの建物は新築完成入居後、皆さん暖かさにビックリされます」
「過去この広さのリビングで狭いと言われたことは無いから大丈夫です」
「この間取り企画型ですけど、ものすごく人気のある間取りなんです」
「先月ご入居いただいたお客様からも想像以上と喜ばれました」
過去の自らのお客様方の評価や感想を根拠に据え論理展開するセールストークです。
「皆さんから・・」「私が担当したお客様が・・」を主語にして訴えたい本題が続きます。
お客様方の言葉なり反応を「第三者が評価した事実」という前提で積み上げる話法ですが、ほとんどの場合その前提としたソースは一体誰が発したのか?本当にその様な反応だったのか?確かめようが有りません。
つまり根拠が不明瞭な話ということ。
でも、絶妙なタイミングでこの話法を繰り出されると、ついつい説得力を感じてしまうところが厄介なところです。
実はこの話法、説得したいが根拠を持ち合わせていない、もしくは説得力が弱い場面で営業マンがすがるトーク術です。
裏を返せばこれが出れば要注意なサイン。
新築完成後に話と実態のギャップに気付いてからでは手遅れですから。
⬜︎ マジックワード「思う」
営業マンの話に注意深く耳を傾けてみてください。
こんな表現を耳にしたら、それは注意信号。マジックワードです。
「それは大丈夫だと思います」
「恐らく〇〇だと思います」
「心配ないと思います」
これらのどこがマジックワードなのでしょうか?
お気付きですね。
「大丈夫です!と言い切らない」
「〇〇ですと断言しない」
「心配ないと言い切れない」
全てが推定の「思います」「はずです」話法。
答えに自信を持てない時、不確かな時の「逃げ」が、つい言葉に出るものです。
皆さんの相談に対し、この表現を交えた回答はトラブルの種!
ついつい語尾を聞き逃してしまうと「OK」と聞いたつもりが「無理でした」、「出来る」と解釈したら「ダメでした」と意に反する結果にも、「断言はしていない」と反論の余地を残してしまいます。
「言った!」「言わない!」のトラブルってこんな所から起こるもの。
これが口癖になっている営業マンもよく見かけるから厄介です。
注意して聞き分けたいですね。
⬜︎ 自社基準常識
ハウスメーカーに相談し家づくりを任せると、相談窓口とした会社の「自社基準」で家づくりが進んでしまうことがあります。
打ち合わせの説明でも
「当社は〇〇をお勧めしています」
「当社の基準ではこの様な間取りはお勧めしません」
「△△ハウス独自の断熱基準は」
と言った具合に間取り、設備、構造技術、時には住宅ローンの選択の話題で相談先のハウスメーカー「自社基準」が皆さんの家づくりの「常識」として当てはめられてしまう事がよく起きます。
この場合指標に沿わない案には
その方法は「合わない」「危ない」「見た事がない」「誰もやらない」
等と言った風に軌道修正を勧められます。
勿論、その通りな真っ当な助言もあるでしょう。
しかし、全てが評価できる意見ばかりでは無く、単なる自社の都合や限定的な見識を並べているだけの言葉も多く含まれているものです。
ただ単に
「その建材メーカー扱いしかない」「設計自由度が低い」「提案力が低い」「会社全体のスキルが低い」
という対応力の限界を包み隠す為の方便としての用法が見られるのです。
という事は、他のハウスメーカーなら可能なものや、ごく普通に採用されている物事に制約が加わるという事。
知らず知らずの内に相談先のハウスメーカーの「自社基準」スペックに収まってしまう事でもあります。
たまたま相談した相手のスペックで皆さんの可能性が制限されるのでは残念です。
また、単なるセールストークとしての一環としてだけでは無く、悪気無く「自社基準」=「業界の常識」と思い込んでいる営業マンも結構お目にかかります。
何につけても勉強不足なのですが・・・。
家づくりのこんなお悩みありませんか? 住宅ローン・間取り・ハウスメーカー選びのご不安解決
⬜︎ 家づくりは相談窓口選びから
家づくりが進めば進む程、不安や疲れで楽しくない気分に陥ってしまう方々はとても多いのです。
冒頭触れました通り、皆さんの家づくりに関するスキル不足を補う役目が相談相手であるとすれば、彼らのスキルレベル不安は、皆さんの不安にも直結してしまいます。
打ち合わせの会話の中で今回お話しした3つのサイン、注意深く観察してみてください。
信頼できる相談窓口を探し当てたいですね。
そこで、住宅コンサルタントへの住宅相談はいかがですか。
家づくりの専門家を相談窓口に選んでみては。
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コンサルの記事です→新築時の失敗や後悔を避けるには? 住宅コンサルタントの活用法
当然専門的スキルを備えておりますので、皆さんのマイホーム計画を成功に導きます。
また初回ご相談は無料でその後の営業も一切ございませんのでお気軽にお試しください。
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