多くの方にとりマイホーム購入は初めての経験。

それが新築注文住宅ともなれば、住宅ローンは勿論、ハウスメーカー選びや間取りづくりと考える事がいっぱい。土地探しが必要な人もいますね。

誰に相談するか?

住宅ローンの返済が不安だとしても何を検討すれば良いのか?

良いハウスメーカーに出会うにはどうすべきか?

良い間取りとはどんな間取り?

何から何まで分からない事だらけ。

何に注意すべきかも分からないままうかつに進め、失敗してもやり直しはききません。

後々後悔を残す様な事にはなりたく無いですね。

とは言っても心配ばかりでも何も始まらないのも事実で、とにかく慎重に手探りで家づくりを進めているのが多くの方に共通している姿なのではないでしょうか。

「もう少し家づくりについて勉強しておけばよかった・・・」

と不安を感じながらのスタートかもしれませんが、私もこれまで数多くの方々の家づくりの場面に接して参りましたが、実のところこれの明確な答えを備えた上で計画を進めている方など誰一人おりません。

皆さん手探りなのは一緒。

でも、成功を収め満足のゆくマイホームを実現した方もいれば、残念ながら失敗談後悔話を残す結果になってしまう方も・・・

どこに違いがあったのでしょうか?

勿論、成功、失敗共に要因は様々、とても一口で括る事など出来るはずもありません。

しかしながら、誰もが避けたい家づくりの失敗要因について、その多くが「ハウスメーカー側の不備で起こるのではないか」と想像し注意するのではないでしょうか。

「約束を守らない担当者だったらどうしよう」

「ノウハウのレベルが実は低かったら」

「仕事に対し真剣に取り組んでくれるだろうか」

「実は良い顔するのは契約までだったら」

確かにこんな不安が的中してしまえば満足ゆく家づくりの実現は覚束なくなってしまいますし、現実にそこが敗因となってしまったケースは少なくありません。

だからこそ信頼の置ける業者選びこそが失敗回避の最重要ポイントであると考え、そこに注意を払う事でしょう。

しかし・・・

技量も十分で、仕事も誠実な信頼できる業者に出会えたからといって必ずしも理想通りに計画が進まないケースも決して珍しくは無いのです。

何が原因か?

「良い業者だと勘違いしただけで本当は違っていたから?」

いえいえ、業者自体に問題は無くても家づくりが上手く進まず、計画失敗に陥ってしまう事態があるのです。

というのも家づくりは何から何まで全てを業者がこなす事は出来ません。

業者では無く皆さん自身以外はたずさわれないパートも存在します。

中でも特に重要なのが「判断」に掛かる作業。

業者は各テーマにおいて最良となる方策の提示までは役割を果たせますが、それらの方向性や結果の是非は当然ながら皆さん自身の判断に委ねられます。

業者が何から何まで勝手に決めて事を進める訳にはいきませんから。

という事は、皆さん自身が担うべきパートで合理性を欠く事態が起これば、そこが原因となり失敗を招く事も起きてしまう可能性があり得るのです。

実は失敗事例の要因からそことの関連を感じさせられるものは意外と多いもの。

その中でも今回お話する二つのパターンは特に要注意!

それはどんな場合か?皆さんは心配ないのか?

失敗回避の為に心得ておいてはいかがでしょうか。

⬜︎  沢山比べて飽和状態       

「一生一度」「人生最大」の買い物とも例えられるマイホーム購入ですから、最良の我が家を実現したいのは皆さん共通の願いなはずです。

それにはどうすれば良いか?

「数多くのハウスメーカーを見比べ、一番好条件な会社を選べば毎違いないはず」

そんな考えの下にマメな住宅展示場探索を重ね、幾つもの会社から話を聞き、資料を集め、実例を見学し、間取り案を依頼し、片っ端から気になるハウスメーカーを沢山比較するのが最善策だという考えはありませんか?

確かに数多く具体的な検討作業を重ねれば重ねただけ確率的には意中の会社を発見するのに効果的にも思えます。

でも、これが時に落とし穴

特に注文住宅の場合は・・・

何故かというと、新築住宅は建売住宅でない限り、特に注文住宅でオーダーメード性が高くなればなるほど完成時の姿は想像の範疇が多く、無からの創造ですのでハウスメーカーとの間で打ち合わせの頻度は多くなるのはいたしかたありません。

建売住宅や間取りが決まっている企画型住宅の様に見たままそのままとはいかず、昨今は各社様々なCADソフトを導入しCG化された画像での説明などを駆使してはいるものの、「使い勝手」「空間の感覚」といったものの認知には限界があり、最終的には営業マンやプランナーの説明に頼る部分が残ります。

それと共に打ち合わせに用する時間も相応に必要となってきますね。

これを比較検討する複数社と重ね、土日の休日ともなれば午前午後の「ダブルヘッター」当たり前、立て込んでくると更には「三回戦」なんて言う日も・・・・

こんな「検討作業」の日々を送れば帰宅する頃にはグッタリ、おまけに各社共に他社には負けじと猛烈アタック、

「当社はこうですが他社はああで」「あそこの会社と違ってウチは」「もう一案作らせて下さい」等々

こんな状況下での冷静な比較検討作業を持続させるのは中々大変な事です。

「誰の話が本当か、どの会社の建物が一番良いのかもう訳が分からない!」

頭の中が飽和状態で疲れ切ってしまった時、最後の比較候補としてクローズアップされるのが「価格」です。

なにしろ価格は示された数字の高い安いで一目瞭然。

悩みに陥った方々には一番分かり易い比較材料として映ってくるものです。

それは勧めるハウスメーカー側も一緒。

そんな時、他社出し抜きを画策したり、攻め手に窮し一発逆転を狙う会社がダンピング紛いの条件を提示し勝負をかけてきたりするものです。

ついついつられて契約したもののフタを開けてみれば「アレも入ってないコレもこの程度」結局は大失敗なんていう顚末は残念ですがよくある話。

これは典型的な失敗パターンと言えるでしょう。

過度な比較検討がもたらす負担も考慮に入れながら選択幅を決めていきたいですね。

⬜︎  こだわり最優先         

先にも触れた通り新築注文住宅はオーダーメードですので、企画次第で皆さんの理想の暮らし方やデザインを模索出来るのは何よりの醍醐味です。

強いこだわりのテーマを持っている方にはなおさらでしょう。

「せっかくの注文住宅なのだからココだけは絶対に譲れない!」

それまで住宅展示場見学やネット情報で見つけた「コレだ!!」と目にとまった案は、是非とも我が家で採用したくなりますね。

そんなこだわりのテーマが有れば、プランナーに何よりも最優先のリクエストとして投げ掛けるはず。

でも!!

そのこだわりの気持ちが強ければ強いほど、時に失敗後悔を招く要因になってしまう事もあるのです。

「何で??」

それは「こだわりの矛盾」からもたらされます。

こだわりの矛盾とは何でしょうか?例えるならば次の様なものです。

日常の服装など「装いのおしゃれ」をイメージしてみてください。

どんな服を選ぶか?ヘアスタイルは?靴はどれ?バックは?

当然好みやこだわりを持ちながらも、当日の気候、出先の場面といったものを考慮しながら、それまでに揃えたアイテムの中から全体のバランスも考慮しながら選びコーディネートするのではないでしょうか?

それぞれのアイテムにこだわりの一品があったとしても、好みやこだわりだけで着合わせしてしまっては、季節感もその場の雰囲気にも場違い、頭の先からつま先までまとまり無くバラバラではおしゃれどころではなくなってしまう事を、特別なおしゃれの技量を持たずとも我々は経験的に知っています。

つまり「好み」と「機能」の「調整」を図る試みは深く考えずとも自然体で行える仕組みが各人の中で出来上がっており、「おしゃれには自信が無い」という方でも基本的なプロセスに大きな違いは無いはずです。

では本題の「家づくり」における「こだわり」との関係はどうでしょうか?

それまで見聞きしたアイデアや実例の中から「こだわり」の策を見つけ出し、時に考え出し、携える事まではそう難しくは有りません。

経験を通して「こだわり」発見に至る流れは、先程の装いの例えと違い無いはずです。

しかし、そこから先は今度は少々勝手が違ってきます。

好みやこだわりだけでまとめようとしても、時に矛盾を抱えるのは装いも家づくりも全く同じ。

例えばプランニング作業だとどうでしょうか?

プランニングとは「要望」「敷地状況」「予算」「法規」「構造」「機能」といった要素のバランスを意識しながら、最も合理的な形にまとめる作業です。

しかしながらその企画過程で時に

「デザインと機能性」「顕在化した現実と不確実な想像」「物理的要件と可能性の限界」「期待と実態」

こうした対立点や矛盾が生じる事もあり、その都度調整を図りながら「調和」を探る必要があります。

ところがこの中である要素の存在だけが突出してしまうと、時に全体の「調和」を図る限界に達してしまい出来上がった企画案の中に矛盾を抱え込む、つまり完成度の低い案となってしまう事があるのです。

ここで注意頂きたいのが「こだわり」=「要望」

要望は皆さんが負うパートですが、強いこだわりが先に挙げた他の要素とどうしても噛み合わないという事は時に起こり得ます。

注意すべきは、その先もこだわりのみを最重要視し「何としてもここだけは譲れない!!」と調整の道が閉ざされた時に、要素全体での「調和」を試みる事が出来無くなってしまう現象が起きる事があります。

結果としてこだわりの要素を採用するのと引き替えに他の要素に負荷が掛かり十分な調整が果たせないまま完成度の低い案に終始する。

「何度も何度も間取り案を描き直してもらっても一向にイマイチ・・」

などという悩みを抱えている方はこんな所に原因があるのかも?

新築完成後に失敗に気付いては手遅れです。

勿論こだわりはこだわりで大切です。

プランナーに「こだわり」をきちんと伝えながらも、何か矛盾を抱えていないか?更に良くなる代案はあるか?を相談し確認しながら取捨選択の妙技の心境でゆとりを持って臨みたいですね。

 

さて、誰もが自らの家づくりに後悔を残したくはありません。

手堅いマイホーム計画を実現するので有れば強力なブレーンを味方に付けてはいかがでしょうか?

住宅購入専門家のコンサルティングを受けてみては。

パートナーズライフプランニング の「マイホーム購入サポート」コンサルティングは皆様の家づくりをトータルサポート。

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コンサルの記事です→新築時の失敗や後悔を避けるには? 住宅コンサルタントの活用法

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