住宅購入を決意し、新築するハウスメーカー選びを開始したものの、休日ごとのお打ち合わせや相談やあれやこれやの情報の洪水でハウスメーカー選びに疲れてしまった方々へのアドバイス2回目です。

前回記事はまずマイホーム計画の入口から情報を整理していこうというお話でした。

家づくりの必要情報を得る為に相談窓口をむやみに広げるのでは無くキチンと相談先を選んで進めた方が家づくりの情報精度は上がるのではないかという結論です。

今回はマイホーム計画がある程度進んだところでハウスメーカー選びに悩みを深くしている方々へお役に立てば。

 

<話が進んでいる場合は>

家づくりの打ち合わせが毎週毎週続いているけど、今だにどれが良いのかハウスメーカー選びで迷ってしまい頭がいっぱいになって疲れきってしまった方。

おそらく多くの方が、複数のハウスメーカーからの提案を受けている方々で、「もう誰の話を信用したらいいかわからない」といった心境ではないでしょうか。

家づくりの相談すればする程解らなくなっていく。

住宅ローン等住宅資金やライフプラン・間取り・各社の商品アピール・土地探し・・・・

まだ予算案にも不安を残し、そもそも住宅購入の決意さえも完全とは言えないのに「今月契約してくれたら〇〇○」「仙台でこんな土地物件滅多に無いです」等と煽られる。

個々のハウスメーカーのスケジュールに合わせて作業はドンドン進みます。

これではハウスメーカー選び以前に家づくり全体が訳が分からなくなっても不思議はありません。

でも苦し紛れの安易な住宅業者決定やその場しのぎのマイホーム計画延期は禁物。落ち着いて整理いたしましょう。

私には混乱の原因が以下の2つの事から生じているように感じます。

① 住宅購入検討作業のウエートが  情報収集 > 判断  とバランスを欠いている事

② 住宅購入検討のスケジュールが業者主導になっている事

住宅購入の検討作業は情報収集と情報処理、これのくり返しです。

情報処理とは「判断」を指しますがこれが滞ると情報は溢れてしまいます。

 

私が皆さんからご相談を受けコンサルする際に、ハウスメーカー選びで迷宮入りしてしまった方々のお話を伺ってますと正にこの現象通り、情報収集にウエートがかかり過ぎて情報処理まで手が回らず情報の洪水の中で苦しまれているという印象です。

情報収集それ自体が問題なのではなく、本来情報収集は的確な判断を下す為の手段なのですが、情報収集自体が目的化しているような感覚です。

もしその通りであるとすれば判断で処理されない情報が家づくりの間中どんどん溜まっていくのですからそれは負担にもなるでしょう。

なぜそうなってしまうのか?

その大きな要因がハウスメーカーの立てたスケジュールに沿った住宅購入計画となっているからではないかと私は考えています。

最良の家づくりを目指したい気持ちは皆さん一緒。でも住宅に関する知識は心細い。それならハウスメーカーを相談窓口として住宅情報をたくさん集めるのが肝心、という具合に住宅購入計画が開始したとします。

でも、結果として住宅展示場巡り等を経て相談窓口となる営業マン達から手に入れた情報は果たして皆さんが必要としたもので満たされてますか?

実は提供された情報の多くが業者自身が住宅販売する為に発した情報ではありませんか?

◇ 今これをすべきです。  次は〇〇をしましょう。資料を準備します。

◇ 当社ではライフプランをオススメします。生命保険屋さんが・・・

◇ 住宅ローンは△△銀行で事前審査を今すぐに・・・

◇ 住宅は断熱性能が大切です。当社の建物は仙台の基準よりも・・・・・

◇ 当社の建物価格は坪〇〇万です。その秘密は独自の・・・・

◇ 当社は自由設計の注文住宅です。他社では出来ない・・・

こんな具合ですと各業者が営業上有利と考える情報が優先的に提供されます。

必ずしも家づくりのプロセス上必要なものを的確に順序立ててとはいきません。

住宅資金計画における住宅ローンや土地探しや間取りづくり、更にはそもそもライフプラン上今が住宅購入に適したタイミングなのか?

皆さんが本当に必要とする情報とごちゃ混ぜで各業者からそれぞれ発信されたら・・・。

これでは混乱してしまいます。相談すれどもすれども情報の精度が上がってきません。

ではどうすべきか?

「お得な購入術」等ハウツーものの話にはほぼ例外なく3社4社と競合させて相見積もりを取るべきだと書かれています。それが一番良い条件を得る策だと。

ハウスメーカー選びにも当てはまるのでしょうか・・・?

車やテレビの様な完成品であればそれも一つの方法でしょうが、それらと比較し家づくりは検討対象が「完成品」ではなく「企画」という点で勝手が異なります。

特に新築注文住宅は検討時点でモノはまだ出来てませんので「企画」自体が検討対象。且つ買い手の情報ストックは著しく不足した状態です。

仙台にも数多くのハウスメーカーや工務店が有りますが、この状態で複数の住宅業者に競合させてしまえば各業者はより一層営業面を重視した情報提供に躍起になりますので、ただでさえ大変な情報処理の難易度が増します。

企画の検討はモノがまだ存在しないので言葉だけの独り歩きを許す事になってしまいます。

いわゆるセールステクニックの応酬に巻き込まれる事です。

この環境で住宅の質と価格を的確に見極めていく自信はありますか?

結果として相談窓口である営業マンから良質な情報を得るというよりも、いわゆる駆け引き話がやりとりの主体になってしまい、「もう誰の言う事を信用して良いか分からない」状態に陥る懸念が増します。

結局最後は冷静な情報が揃わない状態故、表面的に分かり易い住宅価格面のみに判断が偏り、価値の見極めが不十分な状態で判断。入居後冷静になって家づくりを振り返ると本当にお得だったのか後悔を残すというケースは余りにも残念です。完成品では無い企画を検討する新築注文住宅は特にこの不安が残ります。

果たして最良なハウスメーカー選びの方法といえるでしょうか?

 

それでは住宅購入において冷静検討が出来る環境の流れはどうすれば宜しいのでしょう。

私は家づくりは複数のハウスメーカーや工務店を同時に見比べるよりも1社づつ検討を進めるのがベターだと考えております。

それまで接触した感触で好印象な住宅会社から順に1社づつ判断をしていきます。

新たにマイホーム計画を始める方であれば前回のコラム記事で触れました通りハウスメーカー営業マンとの出会いからこれを実施します。

複数社同時進行の家づくりとは異なり、相談窓口となるハウスメーカー1社に落ち着いた環境でジックリと相談に応じてもらえる環境を提供するのです。

相談のテーマも各相談相手のハウスメーカー任せではなくご自身での準備が欲しいところです。

「どのハウスメーカーが一番お得か」という相談ではなく「私に一番ふさわしい家づくりの企画案を提示して」といった具合のスタンスで情報を求め、1社ごと決裁していきます。

1社目で不安が残れば2社目、それでもしっくり来なければ3社目と。

納得できるハウスメーカーに出会えたところが結論のタイミングという事です。

また、この際打ち合わせのテーマはこちらから提起できるのが理想です。

「今回はマイホーム計画全体の流れについての確認」

「次回は住宅資金や住宅ローンの選択についての相談」

「住宅資金案とライフプランの確認」

「土地探しの方向性。例えば仙台市内で探すとして・・・・」

この様にこちらから準備した住宅購入の各テーマに対し、回答を得るという形がハウスメーカー選びという点では一番明確な判断材料となるのではないでしょうか。

新築注文住宅ではより効果が期待できます。

但しご自身で家づくり相談テーマの準備が必要です。この辺りがちょっと難しいかもしれませんね。

何を相談するのが有効かを住宅購入計画に先立って揃えておかなければなりませんから。

そこでパートナーズライフプランニングの「マイホーム購入サポート」コンサルティングをお試しになってはいかがですか。

マイホーム購入サポートは皆様のマイホーム計画を始まりから完成までをトータルでお手伝い致します。

皆さんがご不安な住宅業者とのやりとりもお客様の相談窓口として業者への指示まで行います。ハウスメーカー選びをスムーズに進め、マイホーム計画を何から始めたら良いか分からずにお悩みの方にもご安心してご相談頂けます。

初回ご相談は無料、2回目以降のご相談も着手金以外のコンサルティング費用が無料のコースもご用意してますのでお気軽にお問い合わせください。

素晴らしい家づくりをサポートいたします。