【おしゃれ】和室離れのある新築注文住宅の間取りが素敵!

この記事のポイント
離れのある間取りのアイデアをご紹介
⚪︎ 離れのアイデアと素敵な暮らしの間取り
⚪︎ 離れのある新築注文住宅はこんな間取り
⚪︎ 例えば和室の離れにはこんな付加価値が
⚪︎ 離れの間取りで注意したい4つのポイント

 

注文住宅で新築するならばおしゃれなマイホームになれば素敵ですね。

そのアイデアのひとつとして和室の離れがある間取りは如何ですか?

そうです。母屋から独立した離れのある間取りです。

確かにおしゃれな印象だけど間取りづくりが難しそうと躊躇したり

そもそも新築と離れのコラボイメージが湧いて来ない人もいるのでは?

でもオーダーメードの新築注文住宅ならそんなチャレンジも楽しみのひとつ!

離れのアイデアから想像もしなかった素敵な暮らしが生まれたら‥‥

現代風にアレンジしたおしゃれな和室の離れがある間取りなんてちょっと興味が湧いてきませんか?

家づくりを楽しく盛り上げる、離れのアイデアを今回は深掘りしてみましょう。

でも母屋と切り離した間取りなら何でもかんでもOKという訳ではありません。

素敵な離れを実現するには押さえておきたいポイントもあるのです。

具体的には以下の4点!

⚫︎ 敷地の有効活用
⚫︎ 快適な居住性の工夫
⚫︎ おしゃれなデザインの工夫
⚫︎ セキュリティの工夫

 

個性的な間取りのスタイルだけに離れならではの注意も必要。

これもひとつづつ整理しますね。

それでは今回のテーマは和室離れの間取りをテーマにおしゃれな新築注文住宅!

素敵な家づくりを試すアイデアを探ってみましょう。

 

離れのある間取りとは?

まずは離れのある新築間取りといっても、住宅の「離れ」にはいくつかの形態があります。

一般的に母屋から独立した部屋を持つ間取りが離れである事は皆さんご承知の通りです。

そうした離れには和室など居室の他に非居室のものもみられます。

風呂、トイレや作業の為の納屋といった非居室の離れです。

古い時代の家屋は給排水設備、火気の整備や扱いは現代とはだいぶ事情が異なります。

これらが離れとして母屋の間取りから切り離された背景にあるようです。

それでは居室の離れはどうでしょうか?

こちらは母屋での不足や、なんらかの不便を解消する為、新築から後年増築するケースが一番おなじみと言えるでしょう。

離れの勉強部屋なんかがこれにあたります。

これは母屋と接続させるよりも、プレハブなどで単独設置した方がコスト的にも手軽な点が「離れ」のカタチにおさまった流れですね。

さて、

今回テーマとした離れのある間取りはこのどちらでも有りません。

ネガティブアプローチでの離れでは無く、ポジティブアプローチの離れ。

新築注文住宅で始まる暮らしの快適さ、楽しさにつながる素敵な間取りのアイデアのひとつとして離れを考えてみたいのです。

離れだからこそ味わえるユニークな暮らし方が見つかり、家づくりの選択肢が広がるならメリット十分。

ロジカルに離れのある間取りの可能性を深掘りしてみましょう。

 

離れのある間取りの活用アイデア

それではどんなアイデアが離れのある間取りに秘められているのでしょうか?

オーダーメードである新築注文住宅であればその可能性に限りないのは言うまでも有りません。

でもその中から、皆さんのヒントになる活用のアイデアを間取り図と共にいくつか覗いてみましょう。

 

 和室の離れはいかがですか?

新築注文住宅のおしゃれな間取りのアイデアとして和室の離れを設置。母屋から独立した空間には暮らしの付加価値が期待できます。

まず最初に和室離れのある間取りを取り上げます。

上の間取り図は母屋から独立した位置に設けた和室の離れの案です。

そもそも和室は普段から家づくりの際、よく登場する間取りの要望のひとつです。

またそれは、必ずしも使い方を限定しない予備室的位置付けのケースが多い様です。

要するに、新築時点では深い和室活用のイメージを持たないまま「とりあえず」で間取りの一部に組み込まれたということ。

でも、せっかくひと部屋設けるのです。

より有効活用が期待できる和室であれば理想ですよね。

そうした時に、例えば和室が重宝するこんなイベントの可能性は考えられませんか?

⚫︎ お友達とのお茶会が楽しみ
⚫︎ 着物の着付け教室を開いてみたい
⚫︎ 花道や書道、趣味に没頭したい

 

勿論これらイベント空間としての和室は必ずしも離れである必要はありません。

かと言って、ひとつ屋根の間取りに納めてしまう必然もありません。

ここが離れのアイデアの出発点です。

例えば、一般的なひとつ屋根に一体化した和室の場合は、言うまでもなく他室と和室の距離は最短。

あたりまえに直ぐ使える便利さは合理的間取り構成と言えるでしょう。

しかしながら家族の誰かひとりがこうしたイベントを楽しむ場合、他の家族との生活空間の近すぎる距離感は不自由に感じることもあるのではないでしょうか?

✓ 来訪者と家族相互の気遣い(音や気配)
独り集中できる空間にはチョット‥‥

 

それに対して離れたポジションの和室ならばどうでしょう?

母屋と和室の適度な距離がイベント時の家族への気兼ねを軽減してくれます。

外からの来訪者も、会場である和室で直接お迎え出来れば、気楽に足を運びやすくなるのでは?

離れで和室を設ける間取りのアイデアが、こうしたイベントと日常生活の共有をもたらし、その付加価値がより豊かな暮らし方を生みだしてくれるのなら素敵なはなしです。

また、母屋とは切り離された空間ですので、インテリアも完全に独立したテーマのおしゃれを楽しめます。

こんな素敵な暮らしが和室離れの間取りから期待できるのです。

いかがですか?

 

 作業スペースとしての離れ

勿論離れのある間取りの使い方は和室にとどまるものでは有りません。

勿論フローリングでもOKです。

他にもアイデアはいろいろ!

例えば木工や屋外グッズのメンテナンスなど、通常の室内では清掃手間が面倒なイベントにも離れは有効な解決策となるでしょう。

但しそんな場合は和室では無くこんな方法も‥‥

和室の床部分をタイルで仕上げ、土足空間にしてしまうのです。

それなら、木クズを散らかしたり、土のついたグッズの手入れをする時でも、床上にシートを敷いたりせずに気軽に作業出来ますね。

おまけに独立特化した部屋なら、途中で作業中断後もいちいち片付けも不要。

家族に気兼ねなく自分のペースで楽しめそうです。

また、フリーランスの方であれば仕事場としての用途にも最適。

外部からの仕事上の来訪者の応接対応も土足の方がお互い気軽なことも。

勿論、離れなら生活音を機にする事なく仕事に集中できる環境には最適です。

 

 室内遮音性も離れのメリット

趣味の部屋として離れの間取りを見た場合、遮音性の確保が容易な点も離れのメリットとして挙げられます。

例えばオーディオ、楽器演奏の様に音を楽しむ趣味の場合、あまり中途半端な音量では満足出来ない事もあるでしょう。

しかしながら、住宅の防音対策は外部より室内への対策の方が少々厄介。

そもそも断熱材で覆われている外周部分に対して室内壁は空洞状態。

内部建具も含めて防音用の造作を念入りに施しませんと、他室と直接接しているだけに家族内でブーイングが出てしまう事もチラホラ‥‥

その点離れであれば窓面積や、敷地内の隣家との位置関係に注意をはらえば、もっと気軽に音楽が楽しめそうです。

マイコレクションのギターを壁に吊るすなどすれば、オブジェ代わりで気分もサイコー!

おしゃれなマイスタジオの完成です!!

いずれも離れならではのワンランク上の楽しみ方が見つかるかもしれません。

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素敵な離れのある間取りで大切な4ポイント

色々な楽しみを秘めている離れのある間取りですが、離れならではの工夫を盛り込めれば更にベスト!

付加価値を高める4つのチェックポイントは是非押さえておきたいものです。

 

 ①敷地の有効活用

離れを敷地のどこに配置するか?

母屋の間取りとどの様にバランスを取るか?

敷地全体から間取り構成を考え、まとまりを欠かないように!

これにはこんなテーマにスポットを当ててみると良いでしょう。

✓ 離れが母屋への悪影響にならない?(日照・眺望など)
配管設備や土地形状への影響が無いポジションか?
離れの向きはどっちが最適か?
✓ 離れへのアクセス上最適なポジションは?

 

特別な要件がなければあくまでもメインは母屋です。

離れかが母家に対し圧迫感や日当たり障害など居住環境の侵害要因になっては本末転倒。

また敷地形状や排水マスの位置などの要件が物理的に関わるケースもあるでしょう。

敷地のどの辺りに設けるのが最適か?

まずは理想のポジション選定からです。

そして次のチェックポイントである快適な居住性の工夫と併せながら、最適な離れのポジションを再チェックします。

 

 ②快適な居住性の工夫

離れの活用方法によって求めるべき快適さも様々なはず。

先程の間取り案はどの様な工夫が盛り込まれていたのか?

快適な居住性の工夫を確認てみましょう。

まずはこの間取りにおける離れのコンセプトを整理しましょう。

⚫︎ 趣味の華道、休日のごろ寝、独りになれる場所
⚫︎ 毎週の友人とのお茶会を家族に気兼ねなく出来る場所
⚫︎ 道路の人通りが多いことが気になるので対策を
⚫︎ せっかく作る和室だから気軽にちょくちょく使いたい
⚫︎ 母屋の居住環境も当然重視

 

さてこれらの理想に対してどんな意図で応えた間取りなのか?

もう一度間取り図を登場させて確認しましょう。

 

✓ 道路から住まいへの視線は離れを使って遮断
庭スペースは離れと母屋リビングで共有し敷地効率アップ
✓ 離れ部分の平家化、及びこの庭空間なら母屋への日照も十分
✓ 思い立ったらリビングサブ玄関から即離れへGO
✓ 離れへの来訪者も最短距離でお迎えOK
✓ 「そろそろ夕食かな?」離れと母屋は程よい目配りの関係

 

この様にどんな快適を目指した間取りかが見えてくると、また違った風景に見えてきませんか?

 

 ③おしゃれなデザインの工夫

これだけ個性的な離れのある間取り。

ましてや自由発想の新築注文住宅での家づくりならば、おしゃれなデザインにも工夫してみませんか?

暮らし方の心地よさだけでは無く、永く愛着の持てる素敵な住まいとする為にも。

ここで外観デザインもチェックしてみましょう。

離れのある間取りの外観デザインは、シンプルなモダンスタイル。

今回例示した間取りの外観デザインはこんな感じ!

人気のかっこいいシンプルなモダンスタイルを意識したテイストです。

コンセプトにもあった様に、道路からの視線が気になるものの離れと寝室部分は道路に接近。

そこで、これらが母屋への視線をカットする役割を果たしつつ、窓の向きは中庭側へ。

結果として道路面からの外観はとてもシンプルにおしゃれなモダンスタイルに仕上がったという訳です。

外観も内装インテリアにも共通するのですが、デザインだけがかっこいいから、おしゃれだからと独歩してしまい間取りの機能性と対立してしまっては素敵な住まいとはなりません。

機能性とおしゃれの両立が大切なのです。

 

 ④セキュリティの工夫

楽しさの可能性が広がる離れのある間取りですが、セキュリティー面では注意すべき点があります。

防犯面と防災面について解説します。

 ・防犯面

気軽に母屋と離れの間の気軽なアクセスを意識した間取りは、離れの利用価値をより高まらせるアイデアであることは前に述べた通りです。

例示した間取り図で例えるならば庭にあたるテラス部分を介して母屋、離れをオープンにするスタイルがこれにあたります。

しかし、オープンすぎる関係は防犯面ではマイナスにも作用しかねません。

テラス部分に自由に外来者が出入りできる状態では、無防備すぎるでしょう。

その対策の一つとして敷地への入り口部分に少々重厚さを意識した門扉の設置が有効です。

来訪者の応対をここで済ませるようにすれば、一気にテラス内部への侵入を防ぐと共に、プライバシーの確保にも効果が見込めるでしょう。

 ・防災面

近年異常気象というワードがよく飛び交います。

その中でも大雨による浸水被害は気掛かりなところです。

離れのある間取りを考える際もこの点で気配りをしておきたいポイントがあるのです。

前述の母屋と離れをつなぐテラス部分ですが、両室のアクセス面だけを考えれば、これらは全てフラットに段差なくいきたいところです。

確かに室内床面、外部テラス面とフラットな仕上げは使いやすく、デザイン的にもおしゃれですね。

しかしながら、急激な降雨にさらされた場合、排水の許容値を少しでも越えれば、即室内への浸水が起きる可能性が捨てきれません。

ある程度の安全値を確保したテラスのレベル設定は忘れない様にしたいところです。

素敵な離れのある間取り試してみませんか?

今回は素敵な離れのある間取りについて取り上げてみました。

和室の離れを例示しながらも、アイデア次第では更に広がる豊かな暮らしやおしゃれな家づくりの可能性を感じていただけたでしょうか?

勿論、「離れ」という間取りのスタイルは目的ではなく、あくまでも付加価値を追求する中でひとつの家づくりの手法にすぎません。

いくら新築注文住宅が自由発想、離れのおしゃれさが気にいったからといって、皆さんの求める暮らし方や、新築する土地の状態と半目する様では本末転倒です。

皆さんの素敵な家づくりを実現する可能性のひとつとして、間取りづくりを試してみてはいかがでしょうか?

おしゃれなあなただけのオリジナルプランが発見できたら素敵ですね。

 

この記事の監修<br>パートナーズライフプランニング<br>代表 栗山 琢磨

この記事の監修
パートナーズライフプランニング
代表 栗山 琢磨

仙台で生まれ育ち、大手ハウスメーカー・外資系生命保険会社勤務を通じて得た住宅・不動産・ライフプランの豊富な実務経験と専門資格のスキルをベースに2011年起業。

住宅コンサルタント・家計設計コンサルタントとして相談対応域は住宅ローン・土地探し・間取りづくり・ハウスメーカー選びといった住宅購入相談から学資や老後の資金準備・生命保険相談と皆様のライフプラン全域をカバー。

各テーマの仕組み・課題を解り易く解説。

仙台を中心に貴家の頼れるコンサルタントとしてお手伝いいたします。

・1級ファイナンシャルプランニング技能士
・トータルライフコンサルタント(生命保険協会認定FP)
・宅地建物取引士
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この記事の監修<br>パートナーズライフプランニング<br>代表 栗山 琢磨

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パートナーズライフプランニング
代表 栗山 琢磨

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