マイホーム計画を思い立った時、周囲に建つ新築のかっこいい家が目に付くものです。

「新築するなら外観デザインをこんな風にかっこいい家にしたいな」等と夢を膨らます事も有るでしょう。同じ新築の家でもインテリアがおしゃれな家は住宅内からでなければ分かりませんが、かっこいい家の外観デザインは通りからでも直ぐに目に付きます。

勿論、家づくりは見てくれが全てでは無く、快適な設備や使いやすい間取りと工夫すべき事は沢山有ります。でも、せっかく新築するのならば、加えて注文住宅を検討するのならば、間取りや設備の工夫だけでは無く、こだわりのかっこいい家、おしゃれな家も目指してみませんか。

その第一歩として外観デザインの工夫は訪れる来訪者だけでなく、道ゆく人々の目にも訴える、こだわりが一番ダイレクトに現れるテーマだとも言えます。

マイカーを購入する時も、カタログを眺めながら「どの車がかっこいいかな」「どの色がおしゃれかな」とご夫婦で相談しながら悩んで選んだ経験があるはず。住宅購入だってこだわって思案したいですね。なにせ車より遥かに高価な新築のマイホームですから。

 

● かっこいい家にならない原因は?

それでは家づくりに取り組む際、どうすればかっこいい家の外観デザインはつくれるのでしょうか。

周囲に建つかっこいい家と共に皆さんが参考にするのは住宅展示場の外観デザインかもしれませんが、これを手本にするのは中々難しい部分があります。

何しろ規模が大きすぎますし、「観せる事」に特化した住宅展示場のデザインは外観、間取り共に住む事を前提にしない現実離れしたものもよく見かけます。

イタズラにこれを追い求めては失敗の元にすらなりかねません。

かといって思い付きやなんとなくのアイデアでは心許無いのは言うまでもありませんね。

単なる感覚的なものでは無く、しっかりと根拠に基づいたデザインを立案していくべきなのです。

「なんとなくかっこよさそう」「面白そう」では無く、「何故かっこいい家なのか」「この外観は何故おしゃれなデザインになるのか」が明確でなければそのデザインは「お試し」の域を超えません。マイホームに失敗や後悔の可能性は残したく無いですよね。

具体的外観デザインの失敗事例のよくある原因は、デザイン構成の根幹を外壁の色や柄の選択に依存しすぎる事があげられます。

タイル柄や割り石調、木目調等、外壁柄やそれら部材の色を好みに合うもので選び、その選択をもって外観デザインの雰囲気が決まってしまうケースです。近年はこれにツートーンの色柄を組み合わせる表現も多く見られます。

しかし、外観デザインをおしゃれな家に観せる決定要素は、色柄よりも建物外観形状のシルエットです。これが素敵に仕上がらなければ色柄でいくら頑張っても挽回できません。

下の図1をご覧下さい。

(図1)

ハウスメーカーから提案を受ける間取り図にはこの様な立面図が添付されていると思いますが、着色や細かな描写の無いこの状態でご覧頂いても実際に建ち上がった家の姿は想像し難いかもしれません。

しかし、その中でも立面図Aと立面図Bを見比べると、一見似ている外観形状の2つの建物ですが立面図Aが全体にまとまりを感じるのに対し、立面図Bは窓位置等バラバラな印象で既に出来栄えに差を感じませんか。

この差を外壁やサッシ等その他パーツの色柄で挽回するのは容易い事ではありません。

それ故にかっこいい家の外観デザインは、まず外形シルエットを整える所から始めるというのが基本。それを意識しながら間取りの構成も考えていくのがかっこいい家の第一歩です。

 

● かっこいい家のツボ

それでは外形シルエットを整えた上で何をすべきか?ここでようやく外装の色柄やパーツ選択の番です。

但しここでも注意すべきは「感覚頼り」にしない事。自分の好みや何となく面白そう等と不確かなものを手掛かりにしてはいけません。

もうひとつ付け加えると「手段」と「目的」を混同しない事

例えば昨今流行りのツートーンの配色ですが、これを採用すればかっこいい家の姿になる訳ではありません。あくまで外観デザイン技法のひとつに過ぎないのですが、ツートーンが手段から目的化してしまうと、本来優先すべき「どうすればツートーンが似合うか」「そもそもツートーンが似合う家か」よりも、「ツートーンありきの色柄選定」で色と柄を選ぶ事そのものに作業が終始してしまいます。

論ずるよりも実例をご覧いただきましょう。図1の2つの外観図は立面図Aの方が「かっこいい家」の姿に相応しい様でした。しかし、設計図面というものは無味乾燥な絵面であることが多く実際の建ち上がりはイメージし辛いものです。

配色し描写をリアルにした下の図2をご覧下さい。

(図2)

外観①、外観②共に図1の立面図Aにツートーンの配色を施したものです。

昨今同様なツートーン外観の新築住宅をよく見かけますね。

相談先のハウスメーカーからの提案にもよく登場します。

恐らくなんとかして素敵な家にしようと、外壁の色柄の組み合わせを考え辿り着いたコーディネート案なのでしょう。

勿論両案共にこれはこれで一つの外観デザインの在り方としては宜しいのですが、かっこいい家、おしゃれな家とする為のこだわりのアイデアとしてはどうでしょう・・・?

同じ様な外観デザインの新築住宅をよく見かけるという事は、巷に似た様なツートーンの新築の家が既に沢山建っており、このコーディネート方法を採用するだけでは「意外性」「斬新さ」の演出は難しいという事ですね。

この「意外性」「斬新さ」は外観に限らず、間取りでもインテリアでもかっこいい家やおしゃれな家を演出する上でとても重要な要素です。これのパンチが弱いと「どこにでもあるデザイン」という目論見とは正反対の評価で終わってしまうのです。

見た事のある安心感と陳腐なデザインは背中合わせの関係。ここがデザインの難しさであり思い付きでは上手くいかないという所以です。

失敗や後悔を残さずマイホーム計画の中でこだわりを発揮するにはただ単にツートーンの色柄選択で終える事なくもう一工夫必要な様です。

 

● 更にひと工夫

それではどんなアイデアがあるか? これも具体例をご覧頂いた方が理解し易いでしょう。

例えば図3の様な外観デザインはいかがでしょうか。

外観①の建物配色をベースに(厳密には3色)間取りをいじらない範囲で細部に少々手を加え、ツートーンがかっこいい家のデザインに結びつく様に一手間加えました。

かっこいい家の外観デザイン ツートーン 

(図3)

図2の建物外観と比較し洗練された印象に見えませんか?

ツートーンが目的化してしまい色柄の選定のみに目が奪われ、それを活かす為の工夫は手付かずな状態では、お家のデザインのおしゃれ度も中途半端で終わってしまいます。

素敵なマイホームを完成させる目的を果たす為のツートーンデザインという手段のツボは、色柄を選ぶだけでは足りず「どうすれば似合うか」の工夫も加える必要が有るという事なのです。

新築注文住宅であれば間取りの工夫だけでなく、かっこいい家を実現するアイデアも様々試す事が出来るのですからチャレンジしてみたいですね。

また、ハウスメーカー選びをするにあたってもそのノウハウを持ち合わせているかは冷静に観察したいものです。

 

今回は新築住宅だからこそ試してみたいかっこいい家、おしゃれな家にする為の手順をツートーンデザインの外観を題材に見てきました。

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