ハウスメーカー選びと土地探し どっちを優先?

仙台の住宅コンサルタント、パートナーズライフプランニングです。

マイホーム購入のコンサルティングでハウスメーカー選びと土地探しどちらから始めるべきか?と相談を受ける事があります。

住宅ローン始め住宅資金の検討も進み、予算案完成後のお話です。

イメージで言えば、土地が決まらなければその後の家づくりは進んで行きませんので、まずは土地探しを優先した方が合理的にも思えます。

一方で土地探しをするのにハウスメーカーの助けがあった方が有利だという考え方にも一理ありそうです。

皆さんはどの様に考えますか?

今回はハウスメーカー選びと土地探し、どっちを優先すべきかについて考えてみましょう。

⬜︎ 理想通りの物件が見つからない     

土地探しの一番の難しさは、希望通りの売り物件をタイムリーに探し出せるかという点にあるのではないでしょうか。

マイホーム購入を決断し、毎日不動産情報Webサイトで情報収集を始めたものの、中々理想通りの物件が見当たらない。

土地探しというものは希望するエリアの中から数少ない物件を見つけ出すのも大変ですが、発見したところで「土地の広さや地形」「住環境」「価格」が希望と噛み合わなければ候補にはなり得ません。

「良い物件かも!」と目に留まったものの、よくよくみたら価格がはるかに予算オーバーであったり、小さすぎたり、日当たりがいかにも悪そうだったり・・・・。

こんな経験はマイホーム計画中の多くの方々がたどっている道ではないでしょうか。

そうであるならば何とか候補地を先に見つけ出さねば建築するハウスメーカーだけを決めても計画が進められないというのは、ある分もっともな話です。

但し、ここでちょっと押さえておきたいのは希望の土地を発見した後の手続きです。

 

⬜︎  不動産取引の流れ        

不動産取引は一定のルールに従って進められ、取引の起点は売買契約の締結です。

この際、売主、買主共に売買契約書に署名捺印し、買主は売主に対し手付金を支払います。

一般的に住宅ローンを利用しての住宅購入の方が多数派のはずです。

この場合、土地価格から手付金額を差し引いた残額、つまり住宅ローンの借入額分は契約書上で日時を定めて後日精算といたします。

通常、売主的には所有する不動産資産を換金するニーズがあっての土地売却です。

何時でも良いという訳にはいかず、売主事情で考えれば少しでも早くというのが本音でしょう。

しかしながら、住宅ローン借入れの手続きにはある程度の日時が必要であり、この辺りの双方の事情をつき合わせながら精算(決済)の日時を決定します。

概ねの期間は売買契約から2ヶ月程度とする取引が多い様です。

それではその間の住宅ローン借入れの手続きをもう少し詳しく整理いたしましょう。

⬜︎  住宅ローン申し込みから決済までの流れ  

住宅ローン借入れの手続きは皆さんご存知の通り「融資審査」が中心となり、金融機関から必要書類の提出と状況報告が求められます。

求められる書類は金融機関により差異がありますが、土地売買契約書、建物請負契約書の提出はほぼ必須、その他建物の概要として建築予定建物の図面一式が加えられる事が一般的です。

これらが揃った時点で審査手続きが開始され、所定の審査期間を経て融資が承認、更に事務手続きに要する日数を経て資金が交付される流れとなります。

ここでようやく土地残金が決済され所有権移転登記に入り名義が名実ともに買主に移る事となります。

これらを土地売買契約締結から残金決済までの期間に終えなければいけないというわけです。

中々忙しいスケジュールだとは思いませんか?

また、売買契約前の作業においても、有望な土地情報発見から売買契約までも時間との勝負。

他の購入希望者が先に契約を済ませてしまえば、またふりだしに戻ってしまいます。

 

⬜︎  無理のないスケジュールに相応しいのは? 

これら限られた時間の中で間取り案を煮詰め、打ち合わせをこなし、ハウスメーカー選びも並行して行う・・・。

この様な限られた時間の制約の中で、間取りを決定し建築するハウスメーカーをも選択するというのはどうしても慌ただしい作業になってしまいそうです。

本来であれば落ち着いた環境で取り組みたいテーマですよね。

この様な不動産取引、住宅ローン手続きの流れも考慮した時に、ハウスメーカー選びを優先して進めていくメリットに注目しても良いのではないでしょうか。

加えてそうであれば土地探しにおいてもハウスメーカーからの協力が期待できます。

相談窓口にした営業マンと意思の疎通が図れていれば、「土地さえ探し出せば契約してもらえる」営業マンの立場からすれば一生懸命土地探しのサポートに応じてくれることでしょう。

土地探しとハウスメーカー選びどちらが優先か?

今回お話した観点を判断材料に加えてみてはいかがでしょうか。

 

また、手堅い土地探し、ハウスメーカー選びを実行するのであれば専門家への相談が一番!

パートナーズライフプランニングの「マイホーム購入サポート」コンサルティングは土地探しやハウスメーカー選びは勿論、住宅ローン始めとした住宅資金計画、素敵な間取り案の作成も含め、皆さんの家づくりをトータルサポートする相談窓口です。

コンサルの記事です→新築時の失敗や後悔を避けるには? 住宅コンサルタントの活用法

1級ファイナンシャル技能士・インテリアコーディネーター・宅地建物取引士である私、栗山が皆さんのプロジェクト成功をお手伝いいたします。

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この記事の監修<br>パートナーズライフプランニング<br>代表 栗山 琢磨

この記事の監修
パートナーズライフプランニング
代表 栗山 琢磨

仙台で生まれ育ち、大手ハウスメーカー・外資系生命保険会社勤務を通じて得た住宅・不動産・ライフプランの豊富な実務経験と専門資格のスキルをベースに2011年起業。

住宅コンサルタント・家計設計コンサルタントとして相談対応域は住宅ローン・土地探し・間取りづくり・ハウスメーカー選びといった住宅購入相談から学資や老後の資金準備・生命保険相談と皆様のライフプラン全域をカバー。

各テーマの仕組み・課題を解り易く解説。

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・1級ファイナンシャルプランニング技能士
・トータルライフコンサルタント(生命保険協会認定FP)
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この記事の監修<br>パートナーズライフプランニング<br>代表 栗山 琢磨

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