仙台の住宅コンサルタント、パートナーズライフプランニングです。
ハウスメーカーの住宅展示場を見学するとどれもおしゃれなインテリアが施され、自分自身の新築計画の参考になるかというと、寧ろ気後れしてしまいそうです。
間取りにしてから一般住宅の倍くらいの面積ですから、そのままマネしようにもナカナカ・・・。
住宅展示場が参考にしづらいのであれば、各ハウスメーカーや工務店の建築実例の方が参考になるかもしれません。
新築完成現場の見学会やネット検索でもその様な家を目にする事が出来ます。
実際に一般の方が新築した家ですから間取りや規模も極端なものは少なく、その点では身近に自分自身の家づくりに置き換えてイメージし易いのではないでしょうか。
但し、難点もあります。
今現在、目にする新築実例は当たり前ですが今まさに新築したばかりのもの。
すると、どうしても今流行りのおしゃれな間取りやインテリアデザインの家が大勢を占め、それ以外の実例をなかなか目にする機会が少なく、発想が凝り固まってしまいがちになります。
最近の流行りでいえばシンプルモダンやナチュラルな系統が人気ですね。
勿論それはそれで良いのですが、いつの時代もその時その時の流行りがあり、ブームが去るとなんだか古臭さが残ってしまいかねないのはちょっと悲しいところですね・・・。
それならば流行りとは違った路線でおしゃれな家づくりを探求してみてはいかがでしょうか。
案外気付いていなかった素敵なインテリアデザインのヒントが見つかるかもしれません。
大切なことはハウスメーカーが提案するありがちなコーディネートにそのまま乗ってしまわず、色々なパターンを試してみる事。
どんなおしゃれが楽しめるのか色々比較してみるのです。
同じ間取りの同じお部屋でも、インテリアコーディネートのテイストにより雰囲気はガラッと変化し、意外な発見があるかもしれません。
前回に引き続きおしゃれな家づくりのコツ
今回はインテリアデザイン選びのお話。
あなた好みのおしゃれなインテリアデザイン、かっこいいお部屋のヒントは見つかるかな？
⬜︎ モダンテイスト
近年人気を集めているのがモダンテイストです。
今、新築住宅で一番目にする機会の多いコーディネートスタイルといえるのではないでしょうか。
装飾を華美にし過ぎず、シンプルなまとまりが特徴です。
色や素材の幅を広げ過ぎないのがコツであり、床・壁・天井・家具・照明までこれを徹底した「シンプルモダン」。
基本を同じくしながらも、床材など一部の素材に木の風合いを組み入れた「ナチュラルモダン」。
一口にモダンテイストといっても味付けで更に細分化され、他にも和風を意識した「和モダン」といったコーディネートスタイルもハウスメーカーのモデルルームで見かける事があるでしょう。
その中でも人気の中心は前述のシンプルモダンとナチュラルモダンが２分している印象です。
色や素材の幅を広げ過ぎないという事は、別な言い方をすれば迷わずに選びやすいという事。
気軽にコーディネートが楽しめる。そのあたりも人気の秘密かもしれません。
但し、昨今ちょっと見飽きてきた感も・・・・。
モダンテイスト一択ではなく他のテイストも覗いてみてはいかがですか。
⬜︎ アジアンテイスト
バリ島などの東南アジアリゾートホテルのようなイメージでまとめるのがアジアンテイストです。
自然との融合がテーマとも言え、自然素材である籐や竹といった素材を活かししながら、色合いも自然界に存在するカラーを取り入れたコーディネートがコツです。
アジアンテイストはいくつかあるインテリアコーディネートの定番の中の一種でありますが、過去に大ブームを経験したというよりは一定の支持を常に得ているスタイルであり、陳腐さを感じさせず、且つ、一般へもテレビや雑誌の旅行記などで目にする映像からの馴染みやすさも手伝い、おしゃれの主張で試してみたいテイストのひとつと言えるでしょう。
但し、本格的なアジアンテイストとなると、籐製の家具や竹材の内装材など、普段扱い慣れない素材がよく使用されます。
これだと我が家の家づくりの中ではちょっと気軽とはいえないかも。
余り肩に力を入れ過ぎずモダンテイストの延長線くらいでまとめてみた方が試してみやすいはずです。
⬜︎ スタジオテイスト
家づくりを考える際、間取りでもインテリアデザインについても言える事ですが、無意識に見慣れたスタイルに接近していく傾向があります。
これは昨今に限った話では無く、いつの時代の家づくりも同様です。
見た事のない案を採用して失敗したり後々後悔しないかという不安を避ける為には、既に誰もが採用している「定番」的なものを選べば大失敗にはならないだろういう安心感が大きく作用するのではないでしょうか。
確かに間取りも内装も新築完成後に失敗したからといって気軽にリセット出来るものではありません。
特に完成品を確認できる新築建売住宅よりも、それが適わない新築注文住宅はその傾向がより強く感じる事でしょう。
しかし、「おしゃれ」「かっこいい」「素敵」といった評価は、見慣れたものよりは初めて目にする様な斬新なアイデアの方が遥かに評価を集めやすく、反対に巷でよく目に触れる見慣れた方法にプレミア感は得難いものです。
かといって、既存のスタイルを超越した斬新なアイデアを絞り出すというのはハードルが高過ぎますね。
そこで身の回りで目にするおしゃれに見えるインテリアからアイデアを探してみると、ヒントが結構見つかるかも。
そのひとつがコレ！
名付けて「スタジオテイスト」
テレビで映るミュージシャンのおしゃれなスタジオ風景の様なイメージでまとめてみました。
照明器具もダウンライトやスポットライトが似合いそうですね。
遊び心でインテイアコーディネートを考えてみてもおもしろいものですよ。
⬜︎ アーバンテイスト
シンプルモダンに対して対照的なコーディネートといえばトラディショナルテイストという事になるでしょう。
洋室で言えば重厚な框組建具や木製の腰壁、壁天井角の廻縁、装飾カーテンレールといった部材で装飾されるのがこれの本格的スタイル。
ひと昔前はこれが洋室の定番でした。
でも近年はコテコテのトラディショナルテイストの新築住宅は少数派になってしまいました。
現代のマイホーム購入中心世代の方々には古めかしさを感じる様です。
でも、トラディショナルテイストの持つゴージャスな雰囲気はモダンテイストには無い持ち味であり、この重厚な雰囲気を現代風に表現できたなら・・・。
これが「アーバンテイスト」です。
程よい重厚感の中でも古めかしさを感じさせず都会的な雰囲気の演出です。
おしゃれな家を目指しながらもシンプルモダンに飽きを感じた方にいかがでしょうか。
⬜︎ おしゃれな家は自由発想
今回はおしゃれな家、かっこいい家を目指す為のアイデアを取り上げてまいりました。
同じ間取りのお家でもインテリアコーディネート次第でお部屋の雰囲気はガラッと変わる事が実感いただけたはず。
好みのインテリアデザインのヒントは見つけられましたか？
どうせ新築するのなら素敵な我が家に仕上げたいですよね。
そんな時それを妨げるのが先入観や思い込み。
おしゃれな家は自由発想で可能性が広がっていきます。
是非、まだ気付いていない可能性を見つけ出してください。
でも、家づくりを自分達だけで進めても失敗しないか不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな皆さん！
パートナーズライフプランニングの「マイホーム購入サポート」コンサルティングを利用してみませんか。
皆さんの夢を叶える素敵な間取りやインテリアデザインのプランニングは勿論、住宅ローンを含めた住宅資金計画、土地探し、ハウスメーカー選びと、マイホーム計画をトータルサポートする相談窓口です。
家づくりはひとつひとつの課題を確実に整理し進めるべきもの。
当コンサルティングは、その入口から完成までをワンストップでお手伝いいたしますので、話が途切れる事なく安心して家づくりを進めていただけます。
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