仙台の住宅コンサルタント、パートナーズライフプランニングです。
住宅購入を決意し家づくりを始めたものの住宅ローンやら土地探し、間取りの事と訳が分からなくなり「もう疲れた!」と気が滅入ってしまう方は多いものです。
そんな流れをどこかで変えていかないと、思う様に進まない疲れだけでは無く、家づくりの精度にも影響してしまいます。
間取りの事を検討している時に住宅ローンの返済が気になったり、土地探しの成果が上がらずあちらこちらのWebサイトを探したりハウスメーカーに相談したりと頭の中はゴチャゴチャに。
結果、効果的な検討が不十分でせっかくの新築が失敗し後悔を残す・・・。
その様な検討の進め方になってしまっては大変です。
まずは混乱を解く事を考えた方が良さそうですね。
そんな家づくりが思う様に進まない時に試してみたいのが今回のお話流れを変える3つのツボ。
「住宅ローン計画再点検」
「第一候補を外してみる」
「相談相手を変えてみる」
ご参考になれば。
⬜︎ 住宅ローン計画再点検
マイホーム計画を立てる時「夢」の話といえば間取りを色々考える事が思い浮かぶかもしれません。
おしゃれな家にする為に外観をこだわったり、かっこいい家を目指してインテリアを工夫したり楽しみですね。
反面、住宅資金計画の話はどうでしょう?
特に住宅ローンの話題は多くの方が避けて通れず関心はとても高いのですが、こちらに関しては寧ろ悩ましい話題。
先々の返済に関する不安感は住宅ローン検討の際、皆さん少なからずお持ちなのでは?
ところがこの不安感を決着しないまま、土地探しや間取りの検討にコマを進めてしまうケースもよくみられます。
相談相手の営業マンが先を急ぎ早々にこの話を切り上げてしまう事もあるでしょう。
しかしながら、予算が不確かな家づくりは土地選定や建物選定の方向性に不明瞭さを残します。
この様な進め方の流れになってしまうと、ようやく発見した土地物件の購入可否判断や作成した間取り図打ち合わせの段になっても、今集中すべき購入予定地の話や間取りの相談話の中に住宅ローン話題までもが混在し、まとまりを欠く内容となってしまいます。
結果として検討課題が頭の中で整理できず混乱し、冷静に判断を導けない流れに陥る恐れが出てきます。
そんな時、この流れを断ち切る為にやるべき事はひとつ。
もう一度住宅ローンの借入計画をしっかりと組み立てし、予算案を確立する事です。
この状態に陥った方々がお悩みを発する時の象徴的フレーズとして
「新築後何かあったら心配・・・」
という言葉がよく聞かれます。
住宅ローンという重荷を背負って「何か」が起こったらどうしよう? という不安なのでしょう。
でもこの場合の「何か」とは一体何なのでしょうか?
これを解明しなくてはこの不安は払拭できず、今現在導き出した住宅ローン返済額にも自信が持てないのではないでしょうか。
これの解決策としては「ライフプラン」を立ててみる事をお勧めします。
漠然とした不安を放置せず、ご家族のその後の生活設計を考えてみるのです。
ライフプランとは具体的に
● お子様大学進学時の学資金は大丈夫か
● 年金に不安を感じる昨今、老後に向けた資金準備は大丈夫か
● 病気、ケガでの治療費、万が一のリスクへの対処は十分か
● その場合の所得不安は大丈夫か
この様な将来に向けた具体的ライフプランを立て、その備え及びそれに要する費用負担の状態を点検します。この中から不安要素の「何か」の存在を発見し手を打とうと言う事です。
そこで十分に備わっているのであればその不安は杞憂なものでしょうし、不備があるのであれば備えを実施すると共にその分の費用負担も考慮して住宅ローンの返済額を導き出さねば不安は解消されません。
失敗を恐れる気持ちは皆さん共通ですからこそ具体策を打ち、安心を確保してから次の家づくりのテーマに取り組む事で「判断」が容易になるはずです。
⬜︎ 第一候補を外してみる
先程も例えた通り、マイホーム計画の入口では皆さん「夢」が計画実行の契機になっているかもしれません。
間取りや企画に関する事であればおしゃれな家やかっこいい家のデザイン、使いやすい素敵な間取り図等思い描くでしょうし、土地探しであれば利便性や周辺環境等から「こんな条件の土地」と、それぞれ理想とするものが有るのではないでしょうか。
そうしますとそこから先はその理想実現に向けた家づくりの流れに沿った検討を意識する事でしょう。
ハウスメーカーや不動産会社の営業マンに相談したりWebサイトで情報収集を図ったりと理想の実現を目指しながら。
でも、その思いが時々こんな壁にぶつかってしまう事もあるのです。
「条件に合う土地情報が中々見つからない」
「間取り図を何回も変更しても納得できる出来栄えにならない」
「一番評判の良い住宅会社を選びたいが、それがどこだか分からない」
理想実現を目指し相談を重ねども、家づくりの成果が思うようにイメージに近付いていかないと段々と疲労や焦りが蓄積し「もう家づくりは疲れた!」と行き詰まった流れに気分に滅入ってしまう事にも・・・。
こんな悩みの方がいらっしゃるのでは?
それではこの様な負の流れを変えるツボはどうすれば良いのでしょうか?
試してみたいのは「第一候補を外す」事です。
最優先としてきた事柄を一度外した条件で土地探しや間取り図作成を試みるのです。
理由は、計画が思う様に進まない原因を突き詰めると最優先課題と他の要素の不協和音であるケースがよく見受けられる事にあります。
その1点にこだわるが故にマイホーム計画全体のバランスが整わないのなら、あえてそれを外した時に計画案がどの様に変化するのかを試してみるのです。
但しこの場合、ただ除外するだけでは単なる妥協案にすぎません。
代わりとなる価値の高いテーマを盛り込みたいですね。
例えば
「土地探しの場面で「土地勘があるからこのエリア限定」という様な場合、他エリアでもそれに勝る利便性や住環境の期待できるエリアの情報収集を試みてみたら、物凄く日当たりの良さそうな土地情報を発見した。」
「間取り図作成でリビングは絶対に〇〇畳以上としていた場合も、家具レイアウトがピタリとはまり窓を大きく確保できた間取りは実面積で勝るお部屋よりも広い空間が確保でき、更にはおしゃれな演出でも思いがけない効果を生む事もあり得ます。」
そんな可能性を無為に見過ごすのは勿体ない話。
また、膠着状態で滅入った流れの気分転換にもなります。
案外効果があるものですよ。
⬜︎ 相談相手を変えてみる
流れを変える3っ目のツボは、相談相手を変えてみる事です。
多くの方は住宅購入を思い立てども家づくりの具体的進め方の知識は乏しく、誰かに相談しながら計画に取り組む事になるでしょう。
住宅ローンの事やら間取りの事やら専門的な立場の相談相手というと、真っ先に思いつくのはハウスメーカーの営業マンではないでしょうか。
住宅展示場の見学を通じるなどすればその様な機会を作り出す事は難しく無く、2人、3人と複数の営業マンと掛け持ちで相談している方もよく見受けられます。
そこまでは無難に到達できるのですが、問題は相談相手の営業マンの技量は一律ではないという事です。
正確にいえば住宅ローン、土地取引、間取りを含めた住宅知識の水準の程度により、同じ相談に対する答えも変わる場合もあるでしょうし、個々の営業マンの気質によっても例えば「営業成績至上主義」で相談に応じられては、中々皆さんにとって納得のいく家づくりの進め方とは受け止められない事も出てくるでしょう。
当然個々の技量の差は住宅相談の結果に現れる事となります。
本来頼りにすべき相談相手がミスリードを繰り返されては、それに期待した皆さんは大変です。
思う様に家づくりが進まずストレスを感じるだけで無く、新築し終えてみたら結局「失敗」と後悔を残す事には成りたくありません。
こんな流れを変える策が相談相手を変えてみる事なのです。
但し、上手く進まないからといって無闇に担当者を変え最後に「誰も居なくなった」ではいけません。
その判断のポイントが常に「根拠を示しているか」を見極める事です。
ただ単に「それは無理ですよ~」では無く、
「それはこういう理由でお勧め致しません」との説明があり、且つ皆さんがその答えに納得出来れば、代替えの方法に議論を移した方が合理的ですし、
皆さんのリクエストをただ盲目的に受け入れるだけでは無く「この件とあの件は両立がこの様な事情で難しいので一度整理しましょう」と進め方の助言を与えてくれるか否かで家づくり全体の精度は全然違うものになってきます。
この様に根拠が常に示されていれば無為な混迷は避けられ、反対に上手く検討作業が流れていない場合は進め方自体に問題がある事を疑ってみても宜しいでしょう。
この場合は新たな相談先を探しす事で家づくりの流れ全体を刷新し、好転を図った方が結果として近道になるものです。
さてその場合、相談相手にハウスメーカー営業マンだけでは無く住宅コンサルタントを検討してみてはいかがでしょうか。
パートナーズライフプランニングの「マイホーム購入サポート」コンサルティングは1級ファイナンシャルプランニング技能士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーターの私、栗山が専門的スキルで皆さんの家づくりをお手伝いいたします。
住宅ローン始めとした住宅資金計画から土地探し、間取り案作成、ハウスメーカー選びとトータルでサポート致しますのでご相談の流れが途切れる事なくご安心いただけます。
住宅コンサルタントはハウスメーカーと皆様の間に立つ単なる中立な第三者では無く、皆様の側に寄り添いマイホーム計画を成功へ導くのが役割です。
初回ご相談は無料となっておりますのでその違いを是非お試しください。
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