仙台近郊のお客様よりよくご相談をいただくお悩みとして、マイホーム計画開始するのに「貯金はいくら位必要ですか?」「お金を貯めてからやるべきでしょうか?」「この程度の自己資金で大丈夫でしょうか?」といったお声があります。

コンサルタントとしてこの家づくりに対するご相談の答えは勿論ケースバイケースなのですが、それでは皆様のお悩み解決にはなりませんので、あくまで一般的にと断った上でこの課題を解いていきます。

 

住宅建築を思い立ったその時点で 貯金 = 自己資金 が少ないよりは多い方が宜しいのは勿論です。

但し冒頭に上げたお悩みは家づくりにおける自己資金額の現状に不足を感じて発せられるご不安なのでしょう。

まず貯めてからか or 現状で開始か、どちらが望ましい家づくりなのか・・・ なるほど悩ましい問題です。

 

自己資金の有無。

 

この住宅建築における議論に際し物の本や巷で、両者の漠然とした「優劣論」をよく耳にします。

漠然とはその多くの議論が冷静な算術的可否というよりは、例えるならば「貯金も無いのに無理だ」「お金を貯めれば大丈夫」という抽象的感情的なお話に変異しているような印象の事を指します。

多くの方にとりこの議論における不安要素の根本は何でしょうか?

少額の自己資金でマイホーム計画を実施した場合、予算の残りは住宅ローンでの調達になります。この場合融資返済額の負担が大丈夫か? 恐らくその懸念ではないでしょうか。

であるとするならば

住宅購入費用全額キャッシュなら別ですが、住宅ローン利用の場合自己資金以外の借入れ返済額が負担能力の範囲内であれば懸念材料は少ないし、自己資金が多くても負担能力に対し過分な融資額になっていれば危険ということになります。

つまり 貯金 = 自己資金 が少額でも無理の無い家づくりの返済計画に合わせた予算案でのマイホーム計画が成されていればこの点の不安は解消されるという事になるでしょう。

 

次に自己資金の有無を比較すれば無いよりは有った方が宜しいのは前述したように明らかですが、マイホーム計画開始前にそこを目指してこれから蓄えの加増を試みた場合はどうでしょう?

但し、その準備には当然「時間」を費やす必要があります。

この検討においてこの時間の消費が見落とされがちなのです。

その見落としにより蓄えに労した時間がマイナスに作用し、期待に反する結果を生むという事が充分に起こりえてしまいます。

この辺りは栗山のコンサルティングの中で詳しく解説していきますが、人々に普遍的に課せられた人生のタイムテーブルに沿った人生設計の立案が必須とすると、多くの場合前述のような答えが導き出されるのです。(コンサルの中ではこの点きちんと根拠をお示しご相談にお応えしますのでご安心ください)

整理の手がかりは どの位貯める ⇒ どの位時間を要する ⇒ 貯まってから何年間返せる というのがポイントです。

 

ここまでご覧頂いた皆様は「なるほど! 自分もすぐにマイホーム計画始められるかも」とお感じになったかもしれません。

しかし、冒頭に断りをしましたケースバイケースにあたる注意すべき点も押さえておきましょう

 

まず住宅ローン融資条件への影響です。

金融機関により融資条件が、新築計画全体に占める自己資金額の割合によって住宅ローン適用金利に差異が生じる場合や、住宅融資対象とならない費用が有る場合この費用分は自己資金で補う必要がありますのでこの点注意が必要です。

契約金の存在も念頭に置く必要があります。契約締結時に土地分としては不動産会社や売主、建物分は住宅会社へそれぞれ支払う契約金の準備が必要です。金額は両者の合意で決まり一律ではありませんが土地契約は上限(不動産物件価格2割)の範囲内、建物はハウスメーカーごとに内規で最低額を定めている事が多く相談し確認しておいた方が宜しいでしょう。

また、新築計画実施後に手元資金をどの位残しておくかも検討しておきたいものです。

住宅購入費用への投入が過大すぎ、手元に残せる額が少なすぎては生活面での不安が残りますし、反対に当面目的の無い額を過剰に残しすぎてもその分住宅ローン借入額が増えますから効果的とはいえません。

両者適量な配分の検討も必要です。

 

いかがでしょうか。 この機会に皆様の預貯金額お調べになってみては。

案外家づくりへの準備は整っているかも・・・。

 

このくらいの貯金でもマイホーム計画大丈夫ですか?

そのようなご相談からのコンサルティングお待ちいたしております。