仙台の住宅コンサルタント、パートナーズライフプランニング です。
国交省より今年の基準地価が発表されました。
土地探しからのマイホーム計画を考えている方にとって、地価の話題は気になるところです。
仙台の住宅地が3.6%上昇した反面、仙台圏以外の25市町村は平均1.4%の下落、商業地も1.6%上昇したものの前年比上昇率はマイナス、全国的にみても全体の地価変動は0.4%マイナスと2年連続の下落との内容が仙台の地元紙、河北新報でも報道されております。
地域、用途により明暗が分かれた状況が読み取れる結果です。
地価水準の指標として用いられるものには課税基準に用いられる固定資産税評価、相続税路線価といったものもあります。
それに対し今回の基準地価は都道府県が指定した基準地での毎年7月1日時点での不動産取引の指標となる価格を鑑定評価し示すものであり、他に国が定めた基準地を1月1日時点で評価した公示価格と共に、公に示された最も実取引価格に近い地価指標であるといえるでしょう。
それだけにこれの価格動向は土地探しをしている皆さんにとっては、今後マイホーム計画を進める上で予算額を左右する話題だけに注視しておくべき情報のひとつと言えるのです。
因みに宮城県内の住宅地における地価上昇率の上位5地点は以下の通りです。
①名取市美田園4ー10ー3(9.4%)
②仙台市青葉区中江1ー16ー8(8.8%)
③仙台市青葉区高野原3ー3ー21(8.6%)
④富谷市ひより台1ー35ー15(8.5%)
⑤名取市増田1ー11ー7(7.9%)
仙台市郊外、及び近郊での上昇の値動きが目につく結果となっております。
その他詳しくは新聞紙面もしくは国交相HPで確認いただけますが、特に新聞紙面の見出しには地価の下落傾向と商業用地のコロナの影響といった書き出しが最初に目を引く印象です。
しかし、よくよく読み進めると全国と仙台市及びその近郊での相違、住宅地と商業地との相違について解説が加えられ二極化という言葉でも言い表されております。
ここで新築に向けた土地探しをされる皆さんが気をつけたいのが、この様な局面になると土地の値が「上がっている」という情報と「下がり始めた」という真逆の話が耳に入り判断に迷いを生じてしまう事です。
前述の通り簡単に要約すると地価の「上がった」「下がった」はどちらも事実。
しかしながら、その傾向は土地探しを行う探索エリアによる偏差が生じているのが実態であれば、その所在ごとにその傾向をつかみ判断しませんと、「地価が下がっていると聞いたのに強気な価格だから見合わせよう」等と迷いの元になってしまうかもしれません。
耳にする外形的な情報に惑わされず冷静な判断を下すには、正確な情報収集と分析が不可欠。
迷いが生じそうであれば専門家へのご相談が安心ですね。
パートーナーズライフプランニング は皆様の土地探しにおいても間違いの無い物件選択の判断をサポートいたします。
お気軽にご相談ください。
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