ちょっと前になりますが仙台の大手ハウスメーカーの設計士の方と仕事でお会いしました。

私が一目置くプロフェッショナルな住宅設計屋さんです。

ご自宅を新築するにあたり住宅資金設計やライフプランのご相談を頂きお手伝いしていたのですが、注文住宅(仕事柄当たり前ですが)の新居が完成したとの事で、まずはお住まいの写真を拝見しました。

感想は「正にプロの仕事。これぞ注文住宅」

メリハリが利いたこだわりの家。

インテリアは過剰にタイルを貼ったり装飾過剰なデザインの住宅展示場の造りとは真逆。空間そのものをおしゃれにシンプル仕立てのデザイン。

照明計画だって光源の見せ方、隠し方が実にうまくてかっこいい。

間取りもいたってシンプル。でも間取りから暮らし方のテーマがはっきり読み取れるんです。お部屋から外の眺めまで計算されていて・・・。

また、本当におしゃれな家づくりを目指すと間取りだけではなく部材の納まりやら細部の目配りが不十分だとかっこいい家にはなりません。

このあたりにプロとしての技量の差が出てきます。

写真を拝見しながら、「ここは」と思うポイントを尋ねたり、「さすが〜」というマニアックな部材の納め方論議をしたりしまして楽しい時間を過ごしました。

一般的に設計士の肩書きが付いていれば皆一様に技量抜群と思われがちですが、実態はどうでしょう。

設計士さんにかかわらず営業マンの方々も含めてリスペクトできる仕事をする方と出会う事は残念ながら中々少ないです。

ただその中でも家づくりの良い仕事をする人達幾人かとお付き合いが有りますが、この方々に共通しているのは好奇心旺盛な事でしょうか。

私のコンサルタント業務の範囲は住宅購入だけでは無くファイナンシャルプラン全般に渡りますので、住宅業、不動産業、金融業、生命保険業と活動域が跨がりそれら業界のプレイヤーと接する機会も多いのですが、都度感じるのは「知らない事」へ好奇心を寄せる人の少なさです。

むしろ既知の知識への自縛というか知らない事自体への拒否感というか・・・。

何の仕事でもある程度経験を重ねると自信が備わってきます。でも自信と過信は紙一重。

自信が持てるところまで技量を磨く事は大切ですが、その先過信は自分の知らない世界を拒み成長の妨げとなるものではないでしょうか。

既知の知識を全てとせず、それを基礎としながらも如何にして思考の幅を拡げていけるかがモノを創造する住宅プランナーには特に求められる素養だと日頃考えています。

家づくりの企画を立てていく場合「家」の存在そのものは生活の基盤となるものですからある部分「常識的」「日常的」な要素を中心に思案していきます。

多くの方が朝起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、身支度して通勤通学という普遍的なライフスタイルを持っており、家づくり間取りづくりの基本はこれをベースに思案します。

これに反目してしまっては住みにくい家になってしまいますので。

但し、常識的アイデアのみではせっかく新築一戸建てで家づくりをしようというのに面白く有りません。ましてや新築注文住宅であればおしゃれな間取りやかっこいいデザインのインテリアをご自分の家づくりの中でチャレンジしてみたいですよね。

家づくりの極意は満足いく付加価値を探求していく事です。

楽しくなるようなアイデアや提案を期待したのに、ただの普通の家の間取り提案でインテリアの話なんてサッパリ。 何をしたいですか?と知識のない私に聞かれても・・・。

せっかくの間取りづくりの作業も勉強不足のプランナーが相談相手ではガッカリです。

反対にただひたすら奇抜なデザイン性やアイデアに取り憑かれお客様を置いてきぼりにしてしまうプランナーも考えものです。

住む人のライフスタイルではなく奇抜なアイデアやデザインのみを優先させたプランニングは、そのアイデアやデザインを楽しむというより生活にマッチせず、ただただ疲れるマイホームに多くの方が感じてしまうものです。

家づくりはライフスタイルと反目するものでは無い筈だからです。

現実離れした生活感の無いプランナー独りよがりのビックリハウスでは決してマイホーム計画が成功したとはならないでしょう。

この辺りのメリハリの使いこなしがプランナーの技量によるところなのです。

マイホーム計画を新築の注文住宅で検討する場合にハウスメーカー、工務店、設計事務所と相談窓口はいくつかのチャンネルが選べますが、そのいずれでも間取り図はじめ企画案は人がつくり、人には個々の技量差が当然に有ります。それ故に出来上がる案にも完成度の差は残念ながら避けられません。

いかに注意深くそれでいて面白いアイデアのストックが豊富で、且つそれをわかり易く伝えてくれるプランナーを企画案作成の相談窓口にできるのが理想です。

この理想とするプランナー技量の素地が前述の「好奇心」の有無、言い換えるとそこから生まれる経験値ではないかと私には思えます。

マイホーム計画を素敵な形で実現したいのは皆さん共通の思いのはず。

そしてそれはどうすれば実現できるのか、誰を相談窓口にするべきかとハウスメーカー選びに注力なさるのでしょう。

住宅資金、住宅ローンの検討に始まり住宅購入のプロセスにはわからない事がたくさん有りますが、その中でも間取りづくりは専門的技術を必要とする点で最も独力では応じきれないテーマではないでしょうか。

それだけにプランナーの技量が皆さんの家づくりの成否を左右する事にもなり、その見極めが大切なポイントなのです。注文住宅の場合はよりいっそうに。

 

先程の設計士さんとの会話は、その他私の知らなかった色々な部材の使い方等を教えて頂いたのでお返しに建築関連情報では釈迦に説法になりますから、ファイナンシャルプランの知識を提供したりしてお互いに情報交換をしたのですが双方好奇心旺盛な者同士でマニアックな話になりました。住宅購入を控えている方々には大変興味がありそうな話題が色々でましたよ。

 

パートナーズライフプランニングの「マイホーム購入サポート」コンサルティングは皆様の家づくり相談窓口として住宅ローンを含めた住宅資金計画はじめ土地探し、設計企画立案までトータルでお手伝い致します。

ハウスメーカー選びでお悩みの方にも、信頼できる担当者のご紹介も含め住宅会社との打ち合わせ同行も実施、満足ゆくマイホーム計画の実現をサポートいたします。